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大好きだった〇〇家の牛丼が食べられなくなったあの日

はじめまして!当サイト管理人の珀花と申します。
このサイトを見てくださり、誠にありがとうございます。

ここでは、私がなぜこのサイトを運営しようと思ったか、その背景となった、私自身の食生活のうつり変わりをお話したいと思います。

いただいた無添加食品のラベルを集めていました

添加物まみれ化学調味料づけの子供時代

子供の頃、ふだんは母が手料理を食べさせてくれていましたが、仕事を持っていたためか、同級生とくらべると買ってきた食事や外食が多い家庭でした。

小中学生のときは、土曜のお昼はインスタントラーメンのことも多く、日曜日のお昼は「餃子の〇将」へのお使いを頼まれる。
母が出かけていた日は、「ハンバーグ・ソーセージ・エビフライ」が入った百貨店の豪華なお弁当。

どれも、保存料や着色料・発色剤などの食品添加物や、化学調味料がたっぷり。

食卓にはいつも化学調味料「〇の素」がありました。当時、「化学合成添加物不使用」はまだまだマイナー。
母は仕事もしていたので、一から全部自分で作っている時間もなかっのだと思います。

ですから、高校生になる頃には、すでに私は食品添加物や化学調味料漬けになっていました。

大学生になった頃には、もう「餃子の〇〇」に飽きていたほどです。行ったことがないから食べてみたいという友達に、「いや、もういいわ。彼氏と行って」と断っていました。

8才から芽生えていた健康志向

こんなジャンクな食生活を送ってきたのに、8歳くらいからすでに健康的な食事を意識している一面もありました。

インスタントラーメンには、必ず野菜をたっぷり入れて食べていたり、どぎつい色に着色されたジュースは見た目が気持ち悪くて飲めなかったり。

我が家は菓子パンが朝ごはんの日も多かったのですが、16才でふと「朝から菓子パンなんて身体に悪そう」と思い、自分だけ朝食をコーンフレークに変えたりもしました。
コーンフレークだってお砂糖たっぷりでダメだし、菓子パンと大差ないのかもしれないですけど、当時はいろいろな栄養が入っているから「これだ!」と毎日食べていました。

高校・大学時代は、喫茶店に行くと、健康のためにいつもトマトジュースを選んでいたとか、おやつは甘いお菓子じゃなくて竹輪や食パンを食べていたとか。

ヘンな学生ですよね(笑)

きっかけは母と叔母の影響

健康志向になったきっかけを振り返ってみると、いくつか思い当たります。

母のダイエットに付き合う

母親が太っているのを気にしていたので、物心ついた時には家で食べるお米は7分づき、変わった匂いのするお茶(どくだみ茶かな)を母に付き合って「まずーい」と思いながらも、出されると嫌がらずに飲んでいたこと。

ときどき連れていかれた自然食品のお店

お買い物はなんでも楽しかったので、母がたまに「自然食品のお店」に出かけるときにもついて行っていました。ほかのスーパーでは見ないものがたくさんあって面白いお店だなと興味深々でした。

叔母の手作りマヨネーズにノックダウン

母とちがって専業主婦だった叔母は、なんでも手作りの人でした。小学生のときに食べさせてもらった自家製マヨネーズが悶絶するほどおいしくて、ふだん口にしているマヨネーズとは別物として、ずっと記憶にのこっています。

決定的な転機

決定的な転機がおとずれたのは、飲食店で働いたときでした。店主もアルバイト仲間も、素材が生きた料理・化学調味料を使わない食事で育った人たちが多かったんです。

ある日、その中の一人から「赤色〇号」とか「青色〇号」とかが一番からだに悪いという話を聞かされました。それは初耳で、衝撃的でした。一番悪いと耳にしてしまうと、なんだか怖くなってしまったのです。
「使っていない商品もあるなら、そちらを買いたい」と思うようになり、以来、原材料表示を確認するのが習慣となりました。

すると、さまざまなほかの添加物も気になってしまい、食品添加物や化学調味料のデトックスを始めることにしたのです。

なるべく添加物をとらない食生活をスタートして、10年以上たったある日・・・

大好きだった牛丼が食べられなくなったあの日

子供の頃から大好きだった某チェーン店の牛丼。
化学調味料デトックスしたら、不味くて食べられなくなってしまいました。
「たまたま今日は体調が悪かったに違いない」と、3回チャレンジしましたが、3回とも玉砕。

お肉の味がしないことに気づいちゃったんですよね。
それまで美味しいと思っていたのは、うま味調味料の味だったんですね。

今では、「調味料(アミノ酸)が入りすぎていると、口の中が痛い」ことや、「お肉の味じゃなくて、ラーメンスープの味しかしないソーセージ」があると感じるところまで、味覚がもどりました。

〇〇屋の牛丼の代わりに手に入れたモノ

某チェーン店の牛丼が食べられなくなった代わりに、私が手に入れたものは、食べ物本来の風味や味がわかるようになったことでした。
素材の美味しさに目覚め、伝統的製法の調味料の美味しさにも目覚め、そういう食品を選ぶようにもなりました。
自分が作る料理の味にも、自信がもてるようになるというオマケもついてきました。

そしていま

そしていま、私は、添加物は「絶対ダメ!」ほどシビアではないけれど、できれば避けたいと考えています。根が神経質なのか、原材料表示に不明点があれば、買う前にメーカーに問合せることもあります。
いちいち気になって買い物に時間がかかり、「あぁ、めんどくさい人になっちゃったな」と感じるときも多いです。

ですから、調べた情報を自分が利用するだけでなく、あなたのお買い物を楽にするお役にもたつなら、とてもうれしく思います。

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