SNSやTVや雑誌でもみかける京都のみたらし団子をいただきました。お店のホームページを見ると、「冷めても美味しいのは、無添加ならではの”本物”の一本」とのこと。
古都香
これを読んで、添加物が使われているので、スーパーやコンビニでみたらし団子を買わなくなったことを思い出しました。
そこで、お団子の添加物について調べてみたのでシェアします。
みたらし団子/A
以前よく食べていたAのみたらし団子を調査。
米粉、砂糖、還元水あめ、醤油、でん粉、しょう油加工品、ゼラチン、寒天/ソルビット、加工でん粉、増粘剤(加工でん粉)、グリシン、着色料(カラメル)、乳化剤、酵素
ご存じの通り、”/”から後ろが添加物です。原料と同じくらいの数の添加物が使われています。びっくりしました。
ソルビトールは甘味料、加工でん粉は食感をモチモチさせるためと、タレのとろみを保つためです。
乳化剤や酵素は、時間がたってもやわらかさを維持するためのもの。
餅菓子類のデンプンの老化抑制には,酵素を配合したデンプン老化(硬化)抑制剤が用いられます。天然由来のβ−アミラーゼの働きによってデンプン分子を切断することにより,老化が起こりにくくなり,無添加の製品に比べて,2~5倍の硬化遅延の効果があります。
広島県HP
お団子は時間がたつとかたくなりますよね。ようするに、添加物を使えば、無添加のお団子にくらべて、2~5倍やわらかさが長持ちするということですね。またびっくり!でした。
食感も味わいも、添加物があってのものなのねと思うと、やはり私はもう買いません。
きびだんご/K
きびだんごを、お土産でいただくと、添加物を意識するまではうれしかったものです。パッケージも可愛くて、自分も買って配ったことがあります。
きびだんごの有名メーカーKの一番ベーシックな商品の原材料を調べました。
砂糖・還元水あめ・もち粉・麦芽糖・小麦粉・米粉・水飴・きび粉/トレハロース
添加物はトレハロース。トレハロースは甘味料でもありますが、食品が硬くなるまでの時間をのばす添加物です。
トレハロースの原料は、とうもろこしやジャガイモのでんぷんです。
原料がなにかくわしく書かなくてもよいため、遺伝子組み換え作物である可能性があります。
トレハロース自体は、比較的安全な添加物とされているので、遺伝子組み換えかどうか書いてもらえたらいいのにと感じます。
いきなり団子/I
輪切りのさつま芋とあんこと小麦粉の生地でつくる素朴なスイーツ「いきなり団子」。これなら添加物が使われていないかもと思い、調査しました。
いきなり団子の有名店Iの原材料です。
さつま芋(熊本県又は鹿児島県又は宮崎県)、小豆餡(砂糖、小豆)、小麦粉、もち米粉、砂糖、食塩/増粘剤(加工澱粉)、膨張剤
増粘剤の加工でん粉と膨張剤が入っていました。
こんなにシンプルな和菓子なのにとあきらめきれず、別のお店も調査。
こちらのお店のいきなり団子は、芋・あん・芋と三層になっているのが特徴です。
全種類が無添加でした!素晴らしい!「肥後屋」さんのいきなり団子です。
【いきなり団子 白(小豆あん)】
さつま芋、小麦粉、小豆あん、もち粉、砂糖、食塩
【いきなり団子 白(白粒あん)】
さつま芋、小麦粉、白粒あん、もち粉、砂糖、食塩
【いきなり団子 よもぎ】
さつま芋、小麦粉、小豆あん、もち粉、砂糖、よもぎ、食塩
【いきなり団子 紫芋】
さつま芋、小麦粉、紫芋あん、もち粉、砂糖、紫芋粉末、食塩
【いきなり団子 くり】
さつま芋、小麦粉、小豆あん、栗甘露煮(栗、砂糖)、もち粉、砂糖、食塩
【いきなり団子 くるみ】
さつま芋、小麦粉、小豆あん、もち粉、砂糖、くるみ、食塩、クチ ナシ色素
アレルギー 小麦
まとめ
添加物不使用のお団子が見つけられてホッとしました。他のお団子も調べたいと思います。