ぬか漬けは発酵食品です。植物性の乳酸菌はぬか床の中でパワーアップして、胃酸にまけず、腸までとどくといわれていいます。
ぬか漬けを食べて、せっかく腸内の善玉菌がととのっても、ぬか漬けに添加物がはいっていたら、台無しだとおもいますよね。
しかし残念なことに、着色料も化学調味料などの添加物が不使用のぬか漬けは少ないです。
このページでは、おすすめの無添加ぬか漬けと、ぬか漬けの選びかたをご紹介します。
無添加ぬか漬けの選び方
無添加のぬか漬けは、種類が豊富とはいきませんが、それでも、子どもや旦那さんが、パクパクとおいしそうに食べてくれる商品を選びたいですよね。
野菜の種類で選ぶ
季節限定の野菜から選ぶ
季節限定の食材は、四季の変化をたのしめて、テンションがあがります。
4月～9月に出回る「水なす」と、3～5月と10～11月に旬をむかえる「かぶ」、冬季限定の「赤かぶ」がそうです。
ポイント
ぬか漬けのバリエーションは豊富ですが、無添加に限定すると、季節限定商品の選択肢がどうしてもせまくなってしまいます。
そこで、わたしは、季節限定商品だけは添加物の基準をゆるくする場合があります。
たとえば、水なすのぬか漬けです。ひじょうに高い確率でミョウバンがつかわれています。なぜなら、なにもつかわないと茄子の紫色が、白っぽい緑色にかわってしまうからです。
毎日食べるものではないので、1つくらいはかまわないと考えています。無添加生活を続けるちょっとしたコツです。
定番の野菜から選ぶ
日頃の食卓にぴったりなのは、オーソドックスな「たくあん」「胡瓜」「人参」「白菜」です。白菜は冬が旬の野菜ですが、いまは春白菜、夏白菜など、1年を通じてでまわっています。
地方の名産品から選ぶ
日本各地に地方ごとの名産のお漬物がありますので、その中でも、ハマる人が多いぬか漬けをご案内します。いづれもお酒のあてにぴったりです。
- 秋田県のいぶり漬け
- 福井県のへしこ
- 石川県のこんか漬けやふぐの子のぬか漬け
秋田県のいぶり漬け
さきに野菜を燻製乾燥させてから、ぬか漬けにするスモーキーなお漬物。「いぶりがっこ（雄勝野きむらやの商品名）」といった方がご存じかもしれませんね。
福井県のへしこ
丹後半島から福井県・石川県でつくられる青魚のぬか漬けです。
石川県のこんか漬けやふぐの子のぬか漬け
こんか漬けは、石川県でとれた魚を、塩・米ぬか・麹、いしるなどと一緒に木桶にぎゅっとつめて漬けてつくられます。（いしるは、うまみたっぷりの石川県産の魚醤）
ふくの子ぬか漬けは、ふぐの卵巣を2年以上じっくりと発酵熟成させた珍味です。
添加物の許容範囲を決める
ぬか漬けは、そのまま一品として出せるし、朝食からお弁当、夕食、お酒のおつまみと幅広くつかえてとても便利です。
毎日の食卓にだしたいとおもうからこそ、あなたも無添加を選びたいとかんがえているのではないでしょうか。
ぬか漬けにつかわれがちな添加物は、着色料や色どめにつかうミョウバンと、化学調味料です。見た目と味ですね。
この2つについて、線引きを決めておくと気分がラクになります。
着色料やミョウバン
ひとくちに着色料といっても、石油から作られるタール系から、野菜色素、野菜のあざやかな色が落ちないようにするミョウバンまでさまざまです。
わたしは、石油系の着色料がつかわれているものば×、野菜色素はＯＫ。ミョウバンは基本的には×ですが、水なすのところでお話したように、例外をＯＫとしています。とはいえ、水なすのお漬物だけですけれど。
化学調味料
化学調味料がつかわれている食品は、自分でわざわざ買うことはありません。
わたしは、化学調味料をデトックスするのに10年以上かかりました。
そして、いまとなっては、化学調味料がつかわれていると、本来の食材の味がしないものが多いことや、あと口の不快感が高確率でわかるので、もう口にしたくないです。
無添加ぬか漬けおすすめ17選／定番から珍味まで
季節の無添加ぬか漬けおすすめ
水なす
泉州水茄子漬け、きゅうり糠漬けセット/伊勢屋漬物店
水茄子といえば、大阪の泉州が有名です。
伊勢屋漬物店という屋号で、三重県をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、れっきとした泉州のお漬物屋さんです。大阪府泉南郡熊取町。
水茄子のぬか漬けには、色どめのミョウバンがつかわれています。しかし、年中食べるものではないので、無添加生活をながく継続するためにも、私はＯＫにしています。
水茄子のぬか漬けは賞味期限が5日ととても短いので、食べるタイミングに合わせて注文するようにしましょう。
泉州水茄子漬け3個、きゅうり糠漬け2本
原材料
水なす、漬け原材料[米ぬか、塩、柿の皮、唐辛子]、ミョウバン
きゅうり、漬け原材料[米ぬか、塩、柿の皮、唐辛子]
泉州水茄子漬け5個、きゅうり糠漬け5本
かぶ
【手造り漬物】かぶらぬか漬／香のもの処 大森屋
かぶらぬか漬 1個袋入り
原材料：かぶら、漬け込み原材料〔米ぬか、食塩〕
赤かぶ
季節になりましたら、ご紹介いたします。
定番の無添加ぬか漬けおすすめ
無添加たくあん3選
たくあんには、すっぱさひかえめのものと、しっかりすっぱいものがあります。すっぱさがマイルドなもの2種類ときりっとすいっぱいもの1種類をご案内します。
すっぱさひかえめ
オーサワの天日干したくあん
たくあん100g×2
原材料：干し大根（宮崎産）、漬け原材料【米糠（国内産）、食塩［天日塩（オーストラリア産）］、有機白梅酢（和歌山産）】
すっぱさひかえめ
乳酸発酵の沢庵「いなか漬け」／樽の味
沢庵90g
原材料：干し大根（宮崎県産）、米ぬか(和歌山県産）、赤穂の塩（兵庫県産）、道南産昆布（北海道産）、柿の皮（和歌山県産）、唐辛子（和歌山県産）、みかんの皮（和歌山県産）
しっかりすっぱい
昔なつかし すっぱい いなか漬／樽の味
120g
原材料：大根、漬け材料（米ぬか、塩、昆布、唐辛子、渋柿の皮、みかんの皮）
無添加の胡瓜や人参のぬか漬け
【無添加漬物】にんじん・きゅうりぬか漬／香のもの処 大森屋
にんじん・きゅうりぬか漬 2種袋入り
原材料：にんじん、きゅうり、漬け込み原材料〔米ぬか、食塩〕
地方の伝統的なぬか漬けおすすめ
秋田県のいぶり漬けおすすめ3選
伊藤漬物本舗/いぶりがっこ
あっさりしていて甘めがお好みの方におすすめ
約130g×3
原材料：大根（国産）、漬け原材料：（砂糖、食塩、米ぬか、とうがらし）
安藤醸造/いぶりたくあん
甘くないいぶりがっこをお探しの方
200g
原材料：大根（秋田県産）、漬込原材料（米糠、食塩、砂糖）
田口/田口さんちのいぶりだいこん
農薬・化学肥料不使用の大根で安心
1本
原材料：大根（秋田県大仙市産）、 漬け原材料（砂糖、食塩）
福井県のへしこおすすめ
ぬか鰯 へしこ／越前名産工房
鰯２尾
原材料：鰯、塩、米糠、唐辛子
石川県の「こんか漬け」「ふぐの子ぬか漬け」おすすめ
さば こんか漬け（へしこ）の燻製スライス／ぶった農産
原材料：ぶり（国産）、米糠、米麹、食塩、発酵調味料、砂糖、魚介エキス、唐辛子
ぶりこんか漬／ぶった農産
原材料：ぶり（国産）、米糠、米麹、食塩、発酵調味料、砂糖、魚介エキス、唐辛子
ふぐこんか漬スライス／ぶった農産
原材料：シロサバフグ（中国産）、米糠、米麹、食塩、発酵調味料、砂糖、魚介エキス、とうがらし
こんか漬け さば半身／ぶった農産
原材料：まさば（国産）、漬け原材料（米糠、米麹（国産）、食塩、清酒、味醂、砂糖、魚介エキス、たん白自己消化物、デキストリン、唐辛子）
こんか漬け にしん／ぶった農産
原材料：身欠きにしん（アメリカ産）、漬け原材料（米糠、米麹（国産）、食塩、清酒、味醂、砂糖、魚介エキス、たん白自己消化物、デキストリン、唐辛子）
こんか漬 いわし／ぶった農産
原材料：まいわし（国産）、漬け原材料（米糠、米麹（国産）、食塩、清酒、味醂、砂糖、魚介エキス、たん白自己消化物、デキストリン、唐辛子）
こんか漬 ぶりかま／ぶった農産
原材料：ぶりかま（国産）、米糠、米麹、食塩、発酵調味料、砂糖、魚介エキス、唐辛子
ふぐの子糠漬け／四十萬谷本舗
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価格：
864円
感想：21件 |
まとめ
季節限定品から定番の野菜、魚まで、さまざまな種類の無添加ぬか漬けをご紹介してきました。
水茄子だけは、ミョウバンがつかわれているものをご紹介しています。
食品添加物をいっさい使用していないぬか漬けは、2番目の「かぶらぬか漬け」からあとの商品を参考にされてください。
このページで、あなたのぬか漬け選びの手間をはぶくお手伝いができればうれしいです。
ご家族の健康をまもるあなたを応援しています。