仕事が忙しすぎて、夕食の準備がつらい日がつづいていたので、「わんまいる」という宅配の冷凍弁当を試してみました。
合成保存料や合成着色料が無添加と宣伝しているけど、ほかの添加物はどのくらい使われているの? 味はどうなの? ボリュームは?など、実食した感想を率直におつたえするので、気になっている方はぜひ参考にしてください。
わんまいるを試した率直な感想
料理したくないときのために、ストックしておくのはありですね。1度試してみる価値はあると思います。
合成着色料・合成保存料不使用の「わんまいる」を、いますぐ試したい方はこちらわんまいるの添加物は?
わんまいるで一番知りたい点は、合成保存料と合成着色料以外の添加物はどんなものが、どの程度つかわれているのかではないでしょうか?
良かった点
主菜が魚のセットが2つあり、どちらの魚料理も無添加でした!
いちばんビックリしたのは、中華風お浸しも添加物不使用だったことです。
中華の調味料自体が、添加物をさけて通れないイメージがあるじゃないですか。ちゃんと中華風の味わいで、満足度も高かったので驚きでした。
化学調味料を気にしない方
化学調味料が使われていても平気な方なら、たとえば「瀬戸内海産 太刀魚の南蛮漬けセット」は、主菜・副菜ともに問題なしです。
その他の主菜・副菜で使われている添加物について
ほかの副菜は、メニューによりまちまちでした。
ゴーヤチャンプルーやがんもと彩り野菜の含め煮の凝固剤は、仕方ないのでしょうか。
豆腐やがんもどきなどの大豆製品に、そもそも凝固剤がはいっているのでしょうね。
できればやめて欲しいけど、値段が高くなってしまうのかな。
試した5食分の添加物一覧
私が試した5食分の添加物だけを一覧にしました。
瀬戸内海産 太刀魚の南蛮漬け
瀬戸内海産 太刀魚の南蛮漬け
添加物なし
山形最上まいたけと玉ねぎの卵とじ
調味料(アミノ酸等)
北海道産切り昆布煮
調味料(アミノ酸等)
北海道産 鮭の塩焼きセット
北海道産 鮭の塩焼き
添加物なし
おくら、人参、厚揚げの揚げ煮
調味料(アミノ酸等)、凝固剤
わかめと玉ねぎのポン酢和え
調味料(アミノ酸等)、酸味料、香料
大阪泉州産 水茄子入り八宝菜セット
大阪泉州産 水茄子入り八宝菜
調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、キサンタンガム)、ビタミンB1
さつま芋レモン煮
酸化防止剤(V.C)、着色料(クチナシ)
ブロッコリーの中華風お浸し
添加物なし
桜島鶏のトマトカレーチャップセット
桜島鶏のトマトカレーチャップ
カラメル色素、甘味料(甘草)、香辛料抽出物
青梗菜と玉ねぎのチキンスープ
調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル)、酸味料
ポテトサラダ
増粘剤(加工でんぷん、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物
やんばる豚のゴーヤチャンプルーセット
やんばる豚のゴーヤチャンプルー
調味料(アミノ酸等)、凝固剤
がんもと彩り野菜の含め煮
調味料(アミノ酸等)、凝固剤
キャベツときのこの柚子醤油
酸味料、香料、増粘多糖類(アミノ酸等)
わんまいるが届く前に冷凍室のスペースを開けておく
荷物を受け取ったときは、「え!?冷凍庫にはいるかな?」と不安になりましたが、杞憂でした。
段ボールからおかずセットを取り出すと、外箱の大きさとくらべて、ずっと小さなスペースに収まりそうです。
ホームページには、セットをばらして冷凍庫に収納している写真が載っています。
でも、味や栄養のバランスを考えてあるようなので、セットの袋のままで冷凍する方がおすすめです。
セットの袋のままだと、いちばん薄いもので6.3cmはありました。ぶ厚いものは8.5cmくらいです。
横20cm×縦25cm×奥行37cm分の空きスペースを、冷凍庫に準備できればゆとりがあります。
パッケージ上部の説明書きのところは折り曲げられるので、横15cm×縦20cmでも大丈夫です。
わんまいるの食べ方は?準備にかかる時間は?
1食が、主菜1パック・副菜2パックです。準備は2パターンでした。
・湯せんであたため
・流水か、水につけ置きで解凍
10分とかからずに用意ができるセットもありますが、準備時間は、15分くらいみておくことをおすすめします。
じつは、1つ大きな失敗をしてしまったのです。
メインが桜島鶏のトマトカレーチャップで、主菜も副菜もぜんぶ湯せん5分と書かれていました。
しかし、5分あたためても、まだ主菜がぬるかったのです。
うっかり、1パックだけ湯せんした時とおなじサイズのお鍋で湯せんしてしまったからでした。
急いでいたので、あたたまっているか確認せずにお皿にうつしてしまいました。口にいれたら常温だったのです。
開封する前に、パッケージの上からあたたまっているか触ってみるべきでした。
そもそも、すこし考えれば予想できたのですが、パスタやうどんを茹でるときのように、大きめのお鍋をつかわないといけないですよね。
わんまいるのボリュームは?
メニューごとにボリュームに差があります。ですが、慣れればかんたんに調整できそうです。
ちなみに、桜島鶏のトマトカレーチャップセットは、鶏肉もたっぷり、じゃがいももおおく満腹になり、残しました。
和食でお魚が主菜のバージョンは軽めでした。
わんまいるを試して感じたメリット
想像していたよりおいしい。塩加減などの味付けも、食感も、とても満足できました。
じつは、冷凍だと、野菜の食感がふにゃっとして、すごくまずいかもと覚悟していました。とくに大きめにカットされた野菜が心配でした。
でも、食べてみると、玉葱も人参も1/4に大きくカットしたじゃがいもも、ほぼ気にならないレベルでした。
冷凍だから賞味期限が4~5ヶ月あるので、これは来週に回そうというような融通がききやすいので、つかい勝手もいいです。
わんまいるを試して感じたデメリット
5食のうち1食だけメニュー構成がダメでした。解凍するまえに、メニューと原材料を用チェックです。
主菜にも副菜にも、両方にじゃがいもが使われていたメニュー構成の日がありました。副菜がポテトサラダで、主菜にも大きめのじゃがいも1/2個つかわれていたので、お皿に出してからびっくりしました。
ポテトサラダは翌日にまわして、葉野菜でぱぱっとサラダをつくればいいだけですからね。
まとめ
つかれて作りたくない日や、手抜きをしたい日ってありませんか?
100%無添加にこだわれれば一番よいですが、そのためにイライラしたり、食事の楽しさがなくなってしまっては、本末転倒だとおもいます。
しかも、わんまいるは冷凍なので、賞味期限をあまり気にすることなく、その日に食べたいものを選んで利用できます。
なにより、予想していた以上においしかったので、また利用したいと思います。
「わんまいる」を試してみたい方は、こちら