2024年版【無添加アイス】安心して子どもに食べさせられるおすすめ3選

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シンプルな材料で作れそうなバニラアイスですが、バニラ香料以外に、安定剤、乳化剤、着色料などの食品添加物がたくさん使われていてイヤになります。

アイスクリームメーカーを買って作るにも、まともな生クリームは値段が高い上に、日持ちもしません。結局、お金も手間もかかってしまいます。
かといって、生クリームをいそいで使いきろうと食べたら、添加物を気にする以前に体に悪すぎです。

このページでは、子どもと一緒に安心して食べられる、通販で買える無添加アイスをご紹介します。

おすすめの無添加アイス
第1位 ハーゲンダッツ
定番品のうち4種類が無添加、バニラ香料も天然のバニラから抽出。

無添加のフレーバーは、4種類あります。ストロベリー・グリーンティー・マカデミアナッツ・リッチミルク。
天然バニラ香料のみ使用の、限りなく無添加に近いフレーバーは、バニラ。

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無添加アイス選びで知っておきたい添加物

アイスにはさまざまな気になる材料が使われています。中でも、とくに注意したい原材料をご案内します。
なにがなんでもすべて無添加にこだわって、逆にストレスがたまっては続きません。

食品添加物

安定剤

よく見るのは、「安定剤(ペクチン)」と「安定剤(増粘多糖類)」です。増粘多糖類とかかれていたら、やめておきましょう。

増粘多糖類と表記されているときは、2種類以上の安定剤が使用されています。
増粘多糖類のうち、カラギナン、トラガントガムは発がん性が懸念されています。「安定剤(増粘多糖類)」とひとまとめになると、なにが使われているかわからないことが問題です。

ペクチンの方は、天然の食品添加物で、りんごや柑橘類の皮から抽出されています。
1点だけあげるなら、原料となる果物の農薬の問題がありますが、さほど気にしなくて大丈夫そうです。

乳化剤

アイスには空気の泡が含まれていて、ふんわりした舌触りやなめらかな口どけを作っています。
この口あたりを演出するために、植物レシチンやグリセリン脂肪酸エステルなどの乳化剤が使われるのです。
アイスの原材料で多いのは、「乳化剤(大豆由来)」です。遺伝子組み換えの大豆である可能性が高いといわれています。

着色料

いちばんアイスで使われがちな着色料は「アナトー色素」です。
ベニノキの種から抽出する天然色素なので、安全な気がしますが、発がん性が疑われるという報告があります。

着色料の使用は、コストダウンの目的もあるとされています。たとえば抹茶アイス。アナトー色素をくわえれば、抹茶の量をへらすことができるのです。価格は安くなり、メーカーも儲かりますが、抹茶の風味は減少します。

食品添加物ではないが避けたい原材料

分類上は食品ながら、心配な点のある原材料があります。

ぶどう糖果糖液糖や果糖ぶどう糖液糖

異性化液糖といわれる、「ぶどう糖果糖液糖」や「果糖ぶどう糖液糖」がはいっていたら、買うのはおもいとどまってください。

異性化液糖は、血糖値を急激にあげてしまいます。
腸で吸収されたのち中性脂肪に変わり、肥満の原因にもなります。

ラクトアイスや氷菓に頻繁につかわれているので、子どもが「食べたい!」と買い物カゴにいれたら、原材料を確認してあげましょう。

植物油・植物油脂

原材料に、植物油や植物油脂と記載されていたら、やめておきましょう。
なぜなら、トランス脂肪酸が含まれる危険性や、化学溶剤をつかって抽出している可能性があるからです。

トランス脂肪酸は、油をつくる過程で発生するものです。心臓病にかかる確率があがると心配されています。
日本では濃度も量もきまりがありませんが、アメリカやEUでは規制をもうけている国も多いのです。

無添加アイスの選び方

アイス選びのポイントは3つあります。

  • ・コクかさっぱりした味わいかで選ぶ
  • ・フレーバーで選ぶ
  • ・いろんな種類を楽しめるセットを選ぶ

コクかさっぱりした味わいかで選ぶ

アイスには種別が表示されています。無添加アイスであれば、種別をみるとコクのあるタイプかさっぱりタイプか想像がつきます。

アイスの種別は、乳成分の量で決まります。
・アイスクリーム
・アイスミルク
・ラクトアイス
・氷菓

上ほど濃厚でミルクの風味が強く、下にいくほどさっぱりと食べられます。

アイスクリーム

ミルクの風味がたっぷり、濃厚でコクのあるアイス。
乳固形分15.0%以上、うち乳脂肪分8.0%以上。

アイスミルク

アイスクリームよりもさっぱりした後味。暑すぎてさっぱりしたアイスが食べたいときにぴったりです。
乳固形分10.0%以上、うち乳脂肪分3.0%以上。

ジェラートは、アイスミルクになります。

ラクトアイス

アイスミルクよりもさらにさっぱりとした味わいです。
乳固形分3.0%以上。

スーパーで手にはいるラクトアイスは、植物油脂や異性化液糖がつかわれている場合がほとんどです。
さきほども書いたとおり、食品添加物ではありませんが、入っていたら私は買いません。

種別がラクトアイスになっていたら、原材料をかならず確認しましょう。

氷菓

オレンジやブドウといった果物のフレーバーが多く、さっぱりした味わいという傾向があります。シャリシャリした食感も特徴です。
乳固形分3.0%未満。つまり、乳成分はほぼ使われていないか、ゼロです。

フレーバーで選ぶ

アイスには、バニラ・チョコレート・ストロベリー・抹茶・オレンジなど、さまざまなフレーバーが発売されています。

「アイスといえばバニラでしょ」「抹茶が一番!」など、好きなフレーバーが決まっている方は、フレーバーで選ぶと満足度が高いです

人気の高いフレーバーのうち、無添加を探しずらいのがチョコレートです。ほとんどの場合、乳化剤がはいっています。

チョコレートアイスを買うなら、「乳化剤だけならたまにはOK」と、神経質になりすぎないことをおすすめします。
かしこく無添加生活を続けましょう。

セットを選ぶ・業務用サイズを選ぶ

家族で好みが違っていろいろな種類を買いたいときや、ギフトにぴったりなのが、セット販売のアイスです。

逆に、フレーバーが1つに絞られているなら、2Lくらいの業務用サイズを買うのもおすすめ。コスパがぐっとよくなります。
冷凍庫の空きスペースに入るかどうかだけは、確認しておきましょう。

ちなみに、アイスには賞味期限を書かなくてよいというルールがあるので安心して、大きなサイズが買えます。
(賞味期限を決めているお店もありますので、案内には目を通しましょう)

おすすめ無添加アイス3選~子どものおやつにも安心~

第1位 ハーゲンダッツ

定番7種類のうち5種類ものアイスが無添加
定番カップアイス7種類のうち、リッチミルク、ストロベリー、グリーンティー、マカデミアナッツが無添加です。

バニラもバニラ香料のみで、乳化剤も不使用。
このバニラ香料は天然の香料のため、安全性が高いのも魅力です。マダガスカル産のレッドビーンズという種類を使い1年半以上かけて製造されたハーゲンダッツこだわりの香料だそう。

バニラがだい好き、グリーンティーがお気に入りなど、買いたいフレーバーが決まっていれば、ハーゲンダッツには業務用2Lもあって、コスパもいいです。

期間限定品は、ほとんどに添加物が使われているが、安定剤(ペクチン)だけ、安定剤(ペクチン)とバニラ香料だけのものもあるので、それくらいなら許容範囲だとおもいます。

また、バーのベリーベリーミルクは、アイスクリーム部分は無添加、フルーツコーティング部分にだけ安定剤(ペクチン)を使用。
最低限の添加物でつくる姿勢に、頭がさがります。ありがとう!

種別:アイスクリーム

原材料:
バニラ/クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄/バニラ香料、(一部に乳成分・卵を含む)

ストロベリー/クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、ストロベリー果肉、砂糖、卵黄、(一部に乳成分・卵を含む)

グリーンティー/クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄、まっ茶、(一部に乳成分・卵を含む)

マカデミアナッツ/クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、フライマカデミアナッツ、卵黄、バタースカッチ、(一部に乳成分・卵を含む)

クッキー&クリーム/クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、チョコレートクッキー、卵黄/バニラ香料、植物レシチン、(一部に乳成分・卵・小麦・大豆を含む)

味わい:コクがあって濃厚
内容量:ミニカップは110ml、業務用は2L

ハーゲンダッツ業務用2L バニラ

縦17×横27×高さ8cm程
天然のバニラ香料であること、バニラビーンズの産地や種類まではっきりしていることから、添加物ですが私は気にしていません。

添加物ゼロをお探しなら、
ハーゲンダッツ リッチミルク

原材料:クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、加糖練乳、砂糖、粉あめ、卵黄、食塩、(一部に乳成分・卵を含む)

ハーゲンダッツ業務用2L グリーンティ

いろいろはいったセットを買いたいなら
ハーゲンダッツ ミニカップ バラエティB5種セット 12個

バニラにはバニラ香料が、クッキー&クリームにはバニラ香料と植物レシチンが使われています。他は無添加です。
植物レシチンは、ソースやチョコレート部分の食感を整えるためにつかっているもよう。できるだけ添加物を減らそうという姿勢が、かいまみられて、好印象です。

第2位 四季のカップソフトクリーム8個セット/シックスプロデュース

さっぱりした味わい・低温殺菌・ノンホモジナイズ

完全無添加のカップソフトクリーム8個のセットです。

牧場に牛舎はなく、1ヘクタール(100m×100m)に1頭の広々とした環境!ここで、のびのびと育てられた牛のミルクが原料に使われています。

低温殺菌ですので、生乳の味わいと香りが守られています。
(低温殺菌は、通常より低い63~68度で30分以上の加熱)

ノンホモジナイズだと、うまみを強く感じやすく、より生のミルクに近い味わいが楽しめます。
(ノンホモジナイズは、高温殺菌の場合かならず行われる均質化の工程をおこないません)

甘さはやや控えめで、ミルクの風味を堪能でき、牛の飼育からこだわっているアイスです。
お子さんにも、完全な放牧でそだっている牛の話を伝えてあげるのもいいですね。

種別:アイスミルク、季節によってはラクトアイス
自然放牧なので、牛が食べる草の時期により商品の乳固形分が変わるそうです。
そのため、時期によっては、乳固形分が低くラクトアイスの分類になる場合もあるよう。

セット内容:自然放牧ミルク1、有機抹茶アイス1、出雲国産紅茶1、おまかせの季節限定アイス3種、カップソフトクリーム4

原材料:
【カップソフトクリーム】生乳、ビート糖、脱脂粉乳
味わい:さっぱりとした後口で、甘さやや控えめ

内容量:120ml×8個

賞味期限:1カ月

第3位 あずきバー/井村屋

無添加&遺伝子組み換えなし

味わいは、ストレートなあずき味。あずきの粒もたっぷりです。
コーンスターチには「遺伝子組み換えでない」の表記があって、とても安心できます。

種別:氷菓
原材料:砂糖(国内製造)、小豆、水あめ、コーンスターチ(遺伝子組み換えでない)、食塩
味わい:あずきのコクがしっかりと感じられる
内容量:BOXあずきバーは65ml×6本、1本入りは85ml

まとめ

アイスらしい濃厚なコクを楽しむなら、ハーゲンダッツがおすすめです。定番品には無添加が多くて、フレイバーを選びやすいことが魅力。
業務用2Lもあるので、コスパにこだわって買うこともできます。

無添加アイスの種類はおおくはありませんが、大手メーカーもがんばって添加物をつかわない努力をしていることに好感がもてます。

あなたがアイスを選ぶときに、このページがお役にたてば、とてもうれいしいです。
ご家族の健康をまもるあなたを、応援しています。

Picture of さとう ひなた

さとう ひなた

無添加の食品や飲み物にこだわりはじめて20年以上。一から自分で作るのはめんどうなので、手軽な無添加食品を探す日々。気になると確認せずにはいられない性格ですが、じつは原材料を調べることに、今もストレスを感じています。

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