無添加ハム・ソーセージのおすすめと楽に選ぶ方法

※このサイトは広告を利用しています

近所で売っているハムもソーセージも、添加物だらけで不安、無添加をさがすのがたいへんですよね。また、無添加食品を選ぶようになってから、ハムやソーセージは化学調味料がきつくて食べられないという方もいらっしゃると思います。

ハム・ソーセージは、昔ながらの保存食ではじまりは紀元前。そんなに古くからつくられている加工食品なのに、いまは発色剤やリン酸塩などの添加物がたくさんはいっているものが主流で残念です。

このページでは、あなたがハムやソーセージを選ぶときにスムーズに決められる方法と、おすすめの無添加ハム・ソーセージのメーカーをご紹介します。

買い物が楽になる!ハム・ソーセージ選びのストレスをなくす方法

さきほど、ハム・ソーセージづくりの歴史は長いというお話をしました。じつは、そのころにもハムやソーセージに添加されていたのもはありました。岩塩です。

岩塩にふくまれるある成分が、お肉の保存性をたかめ、独特の風味をうみだしていました。その成分が亜硫酸塩です。でも岩塩としてくわえられているなら、自然な成分ですし、たくさんとり過ぎることもないから安心できますよね。

原材料をみて迷ったときに、こういった自分なりの基準があると、お買い物が楽になります。

食品添加物は、長い食経験の中で選択されてきた食材とは異なるものであり、安全性の確保には細心の注意を払う必要があります。

出典:食品添加物に関する規制の概要

なにが無添加ならいいか決めておけば迷わない

ハム・ソーセージは、添加物がつかわれている商品だらけです。原材料をみると買う気がうせるので、ハムもソーセージも数年買っていませんでした。

しかも、以前のわたしは、スーパーにいくたびに、原材料をみては「〇〇 危険性」とスマホでしらべていました。そのころは買い物がストレスでした。

2週間前は「結着剤くらい入っていてもいいことにしよう」と買えたハムが、今日は「たん白加水分解物」が気になって迷う。そんなことを繰りかえしていたのです。
(たん白加水分解物は、製造工程で微量につくられる物質に発がん性が心配されています)

なにが使われていなければいいか、自分の基準を決めてからは、買い物がらくになり、時間も節約できています。

ひとくちに無添加といっても、「発色剤だけ不使用」なら安心できる人もいれば、原材料が「豚・塩・砂糖・香辛料だけ」なら安全と感じる人もいるでしょう。

普段使いしたいから、発色剤やリン酸塩だけはさけて、できるだけ低価格なハム・ソーセージを探しているかたもいらっしゃると思います。

まず、あなたの基準を決めましょう。お買い物がぐっと楽しくなりますよ。

「無塩せき」は発色剤不使用なだけ!すべて無添加とはかぎらない

「無塩せき」とかいてあると安全そうとおもったことが、あなたも1度はあるのではないでしょうか。ですが、「無塩せき」は、ひとことでいえば「発色剤は使用していませんというアピール」です。ほかの添加物は、つかわれている可能性があります。

製造工程には、「塩せき」と呼ばれる原料肉に食塩と発色剤などを添加して漬け込む工程があります。「無塩せき」とは、発色剤を使わずに塩づけしたもの

出典:食肉加工品の知識/公益社団法人 日本食肉協議会

どこまで無添加を徹底するかの3つの選択肢

あなたの基準を決めるときに、次の3パターンのなかから1つを選べば十分だとおもいます。

  • 発色剤・リン酸塩・化学調味料なし(基本の3つ)
  • 増粘剤や増量剤、たんぱく質加水分解物も不使用
  • 豚肉の育てられかたやエサにも安全性をもとめる

発色剤・リン酸塩・化学調味料なし(基本の3つ)

1つめは、「発色剤・リン酸塩・化学調味料」だけをさける方法です。この方法のメリットは、商品探しの幅がすこしひろがることと、価格がおさえられることです。

3つの食品添加物について、簡単に説明しておきますね。

リン酸塩(Na)は、お肉の弾力をだしたり、美味しそうな色にみせる添加物です。とりすぎると腎臓の機能低下や、骨がもろくなるといった不安があります。

発色剤(亜硝酸Na)は、時間がたっても色をきれいにみせる目的でつかわれます。お肉などのアミンという物質とむすびついて、発がん性物質がしょうじる心配があります。

調味料(アミノ酸等)は、コクやうまみをもたせるための食品添加物です。10年以上かけてデトックスした体験から、慣れてしまうと素材本来の風味がわからない味覚になるかもしれないと感じています。

増粘剤や増量剤、たん白加水分解物も不使用

2つめは、添加物には分類されないつなぎや増量剤、たん白加水分解物や酵母エキスもさけるやりかたです。わたしは、おもにこの方法にしています。

シンプルに「豚肉・塩・砂糖・香辛料」だけでつくられたハム・ソーセージや、+自然な食材で風味をつけている程度の商品を選ぶことになります。

1つめの方法ですと、とくにソーセージは、増量剤の率がふえるのか、味わいの差がおおきいからです。はっきりいうと、おいしさが違います。

どうしても価格が高くなりがちなのがデメリットです。
しかし、たとえば、たん白加水分解物は、製造工程で微量に発がん性物質がつくられ腎臓への影響が心配されているといった不安材料もへります。

豚肉の育てられかたやエサにも安全性をもとめる

3つめは、材料の豚肉のエサにも安心をもとめる選び方です。

豚たちは、広々とした牧場で、抗生物質はつかわず、遺伝子組みかえの危険性がすくないエサをあたえられています。ホルモン剤とも無縁。
もちろん無添加、うたがわしい材料はすべて不使用です。

デメリットは、そこまで徹底している生産者がきわめて少ないことと、くわしく情報をオープンにされているところも少ないことです。のちほど、わたしがみつけた安心メーカーをご紹介しますね。

パターン別無添加ハム・ソーセージおすすめのお店

ここまでを読んでいただいて、どのくらいのレベルで無添加をえらぶか決めることができたと思います。

いまから、3パターンの基準にあったメーカーを、それぞれご紹介していきます。最初は、わたしも選んでいる方法からです。

基本の3つと増量剤・たん白加水分解物なども無添加のハム・ソーセージおすすめのお店

第1位 ゆうぼくの里

出典:amazon

直営牧場の新鮮な豚肉をつかって、無添加でつくられるハムやソーセージをつくる愛媛県のお店。

写真のセットは、ソーセージ8種、 ロースハム1パック、 ベーコン1パックがはいっていて、チーズソーセージにつかわれているチーズもナチュラルチーズなのがうれしい。
ベーコンももちろん無添加。

第2位 丹沢ハム工房

出典:amazon

こちらも養豚から加工まで自社でおこなうお店。豚肉は契約牧場のものも使用。
新鮮な豚肉と熟成させた豚肉、2種類のお肉をつかうことで、無添加のソーセージやハムをつくられています。

第3位 ぐるめくにひろ

出典:amazon

ドイツで開催される国際コンクールでの受賞歴もある店主がつくる本格派のハム・ソーセージ。

このセットは、国際コンクールで受賞歴のあるハムやソーセージばかりをあつめたものです。
昔ポークソーセージ、シシリー(ガーリック&バジル)、ロースハム、ベーコンで、すべて無添加。

第4位 独逸屋

出典:amazon

地元町田市産の新鮮な豚肉やフレッシュな国産豚でつくるハム・ソーセージ。肉のうまみを大切に、香辛料も味の強いものはつかわないのがポリシー。受注生産なので、できたてが届きます。「無添加」「無塩漬」とかかれた商品は、このお店のばあいはすべて無添加です。

写真は、ウインナーソーセージ、フランクフルトソーセージ、ボロニアソーセージ、和風ソーセージ、ロースハム、ベーコンのセット。

第5位 スモークハウスファイン

出典:amazon

ドイツで開催される国際コンクールで、くりかえし受賞されているお店です。無添加が多いですが、サラミ・生ハムなど、一部にはリン酸塩や化学調味料を使用されています。

下記のセットは、ロースハムスライス・あらびきウインナー・フランクフルトで、すべて国際コンクールで金賞を受賞したものばかり。いづれも安心の無添加です。

第6位 ミートガイ

出典:amazon

お酒のあてにもぴったりの生ソーセージは風味のバリエーションがおおく魅力的です。添加物をつかった商品も多い点は注意してくださいね。無添加のイタリア産生ハムも買えるお店。

発色剤・リン酸塩・化学調味料だけはなしのハム・ソーセージおすすめのお店やブランド

BISAIK

出典:amazon

徳島県のブランド豚を使用して、本場ドイツの製法でつくるハムやソーセージ。

基本の原材料は、豚肉(徳島県産)、豚脂肪(徳島県産)、食塩、玉ねぎ、香辛料、砂糖です。
乳たん白、でん粉、エンドウ豆たん白、ポークエキス、たん白濃縮ホエイパウダーなどが一部にはいっています。

ウィンナー・ソーセージ・ハム6種類 お手頃ギフトセットはこちら

グリーンマーク

出典:amazon

普段使いのまとめ買い用にはおすすめ。ちいさなお子さんもたべられる皮なしウインナーもあります。

還元水あめ、大豆たん白、酵母エキス、たん白加水分解物などや、食品添加物では、貝カルシウム、香辛料抽出物がつかわれています。

ボンレスハム・スライス 35g×2×6個
ミニウインナー・皮なし 90g×12個

豚肉の育てられかたやエサにも安全性をかんがえたハム・ソーセージおすすめのお店

興農ファーム

出典:amazon

こちらの豚肉は、ポストハーベスト農薬、遺伝子組み換え、飼料添加物、動物医薬品とは無縁です。「学校給食より安全なエサか?」というところまでこだわるお店。

18畳にわずか14頭くらいとゆったりしたスペースをあたえて、しかも放牧場への出入りも自由で、ストレスなく豚をそだてていらっしゃいます。
うまれてから31日間は仔豚とお母さん豚を一緒にし、充分な免疫力がそなわるまでまつので、抗生物質も不要。

もちろん、飼育期間を早めるための成長ホルモンや、肉付きを良くするための女性ホルモンなどもつかいません。

まとめ

最後にご紹介した「興農ファーム」のハムやソーセージは、高いレベルで安心でとてもおいしいです。
また、さいしょにご紹介した「ゆうぼくの里」は、同じ県内の豚肉だけをつかうというお肉の新鮮さがすばらしいし、安全面でも信頼がおけるとかんじます。

添加物が気になってハムやソーセージをさけていたあなたが、このページで、また安心してハムとソーセージが買えるお手伝いができれば、とてもうれしいです。
ご家族の健康をまもるあなたを応援しています。

Picture of さとう ひなた

さとう ひなた

無添加の食品や飲み物にこだわりはじめて20年以上。一から自分で作るのはめんどうなので、手軽な無添加食品を探す日々。気になると確認せずにはいられない性格ですが、じつは原材料を調べることに、今もストレスを感じています。

上部へスクロール