ちかくのスーパーでも、「無塩せき」と自信ありげにかかれたハムなら売っています。
けれど、裏をかえして「リン酸塩」の文字をみつけ、棚にもどしたことが、あなたもありますよね。(無塩せきは、発色剤をつかわないで作りましたというだけです)
ハムは、子どもも旦那さんもだいすき。ポテトサラダや炒飯にいれてもいいし、お弁当やサンドイッチにもつかえるのでとても便利です。
しかし、身近には無添加でおいしいハムは、なかなかみあたりません。
添加物をつかっていないハムさがしにつかれたあなたのために、このページでは、安全でおいしいハムの選び方と、安心して買えるおすすめの無添加ハムを3つご紹介します。
第1位 「ゆうぼくの里」のボンレスハム・ロースハム
ゆうぼくの里の2種類のハムが楽しめるセットはこちら
安全でおいしいおすすめの無添加ハム3選をみる
安心素材のおいしいハムを選ぶ方法
安心でおいしい無添加のハムを選ぶことはじつはとても簡単
無添加で安心なハム選びは、とてもシンプル。
覚えておくことは2つだけです。
- 原材料がシンプルに豚肉・塩・砂糖類・香辛料だけのもの
- 豚肉の新鮮さへのこだわりをもつ生産者のハムをかう
この2つをおさえておけば、失敗しにくくなります。
できるかぎり避けたい食品添加物
リン酸塩(Na)
リン酸塩は結着剤として、ほとんどすべてのハムにつかわれています。リン酸塩は、「リン」と酸素がくっついてた物質です。
リンをふくむ食材のいちばんの問題は、とりすぎると、腎臓にふたんがかかってしまうことです。また、骨がもろくなりやすいともいわれています。
リンはさまざまな食品につかわれているため、気をつけておかないととり過ぎになるのです。たとえば、清涼飲料水、カップ麺、コンビニ弁当、缶詰などにリンがはいっています。
発色剤(亜硝酸Na)
豚肉は、時間とともにきれいなピンク色がくすんだ色にかわります。そのままではおいしそうにみえなくて売れないからと、発色剤がつかわれてきました。亜硝酸ナトリウムです。
亜硝酸ナトリウムには、抗菌作用や防腐効果など保存をよくする役割もあるのですが、発がん性が心配されています。
また、亜硝酸ナトリウムをあたえたマウスの脾臓をしらべた実験で、炎症と関連する遺伝子に影響があったという報告もあります。まだまだ研究途中のようですが、できるならとらないようにしたくなりますよね。
(参考:乱れた食習慣による肝臓の炎症促進と機能不全:糖尿病・感染症への関与)
化学調味料
化学調味料の味になれてしまうと、濃い味しか満足できなくなり、高血圧や糖尿病などにつながる危険性もきにかけておきたいですね。
おいしさの点で不安な商品をみきわめる
食品添加物ははいっていなくても、気にかかる原材料が目にとまることがあります。
お肉の増量剤らしきものがはいっている
乳たん白
乳たん白は、食品添加物ではないけれど、増量のためにつかわれているかもしれない原料です。
1kgの豚肉からできるハムの量は800~900gほど。ところが、1kg以上のハムをつくる手法がふつうにおこなわれています。
乳たん白や卵タンパクをいれた水、つまりお肉以外をいっしょにまぜて、量をふやすことがあるようなのです。
増量目的でつかわれていない場合もあるかもしれませんが、おいしいハムをお探しなら、さけたほうがいいでしょう。
品質の低さをごまかしているのかも!?疑惑のある原材料
お肉に増量剤をくわえると、お肉の味わいがうすっぺらくなるため、うま味をたしたり甘みをくわえて調整する方法があるそうです。
たん白加水分解物
たん白加水分解物は、うまみを調整するためにくわえられています。
糖類(ブドウ糖果糖液糖や還元水あめなど)
つよい甘みをくわえることで、お肉の風味やうまみがないという弱点を簡単にごまかすことができます。
いっけん無添加で安心そうにみえるのに、じつは量がみずましされて、味もごまかされたハムもあるということです。それでも、昔からある大量生産のハムよりはおいしいと思いますけれど。
ここからは、厳選した安全でおいしい無添加のハムを3種類ご紹介していきます。
安全でおいしいおすすめの無添加ハム3選
以下のポイントに着目してえらびました。
- 原材料が、豚肉・塩・砂糖・香辛料のみとシンプルであること
- 国産豚肉100%、鮮度にもこだわっていること
- 食品添加物やお肉の増量剤不使用
- リン酸塩、発色剤、保存料、化学調味料をはじめとして、食品添加物すべて不使用
- お肉の増量剤も一切くわえていないこと
第1位 「ゆうぼくの里」のボンレスハム・ロースハム
愛媛県産の豚肉100%でお肉の新鮮さにこだわりあり!
「アレルギーを持つ自分の娘でも食べられるもの」がコンセプトのお店。
結着剤をつかわないドイツ製法でつくるためには、新鮮な豚肉でないとお肉どうしがくっついてくれません。
そのために、「ゆうぼくの里」では、県内産の豚肉だけにこだわっていらっしゃいます。
お肉が満喫できる、やさしい味わいのハム。とくに、うまみがぎゅっとつまった脂身がとてもおいしいです!
そのままや、サンドイッチやサラダで食べるのはもちろん、火をいれるのもおススメ。フライパンでかるく焼くと、脂がじゅわっととろけてくるのです。
かるくあぶったハムに、千切りキャベツと目玉焼きをそえて、簡単だけどぜいたくなブランチ。わが家のお気に入りです。
ゆうぼくの里の2種類のハムが楽しめるセット
同梱でとどくベーコンも、もちろん無添加でつかわれている豚肉も県内産です。
商品名 |
ゆうぼくの里 無添加 ハム・ベーコンセット |
原材料 |
豚肉(愛媛県産)、塩、三温糖(色素不使用)、香辛料 |
内容量 |
ボンレスハム120g×1、ロースハム120g×1、ベーコン120g×1P |
仕様/賞味期限 |
冷凍/冷凍のままなら180日 |
第2位 「ぐるめくにひろ」のロースハム
昔ながらの伝統的な製法「乾塩法」でじっくりと熟成
燻製の下準備には、2つの方法があります。乾塩法と湿塩法です。乾塩法は伝統的なやり方で、塩・砂糖・香辛料をお肉に直接すりこみます。
乾塩法で燻製ハムをつくると、味を均一にするのがむずかしいのですが、熟練した職人がてがけると、コクとうま味が凝縮された深いあじわいのハムになります。
ぐるめくにひろでは、しっとり仕上げるために、しっかりと布で巻き上げたのち、煉瓦の燻製庫のなかで、ケヤキのチップでじっくりとスモークされています。
お肉は100%国産で、契約牧場の豚肉を使用(宮崎県・群馬県・栃木県)。
どの牧場も、こだわってブレンドした安全なエサをたべさせ、飲み水はきれいな深い地下水、抗生物質も最小限におさえて育てています。
ひろびろとした敷地で、ストレスなくゆっくり大きくなった豚の肉質は、やわらかです。
お肉そのものを食べているようなおいしさで、素直な味わいですので、なんにでも合いそうです。豚肉のうまみが、かむたび口にやさしくあふれてきます。
ロースハムは、ドイツ国際コンテスト(IFFA)で銅メダル受賞。
布巻きロースハム1本まるままは、700gのボリュームでインパクトもあって、贈り物としてもよろこばれそう。
商品名 |
ぐるめくにひろ 無添加ロースハムスライス/布巻きロースハム |
原材料 |
豚肉(宮崎県、栃木県産)、塩(オーストラリア産)、玉葱(国産)、生姜(国産)、にんにく(国産) |
内容量 |
スライス80g、布巻きロースハム700g |
仕様/賞味期限 |
冷蔵/スライス16日間、布巻きロースハム35日間 |
第3位 「スモークハウスファイン」のロースハム
本場ドイツの国際食肉コンテストで金賞・銀賞を受賞している逸品
ハム・ソーセージの本場ドイツの国際的なコンクールで、くりかえし金賞を受賞しているお店。ロースハムは、金賞・銀賞の受賞歴があります。
豚肉の新鮮さをだいじにされていて、国産豚と地元山形県産の厳選した豚肉に限定。輸入豚肉や冷凍豚肉はいっさいつかうことはありません。
骨肌、筋などの雑味になるような部分は、手作業で丁寧に切り落としていらっしゃるので、いつ食べても安定してきれいな味わいです。
塩や砂糖もこだわって選ばれているそうです。安心できますね。
スモークハウスファインの無添加ハムがはいったセット
一緒にとどくあらびきウインナーとフランクフルトも、すべてドイツ国際コンテスト(IFFA)で金賞を受賞。
商品名 |
スモークハウスファイン おすすめ無添加ハム&ソーセージセット(ロースハムスライス、あらびきウインナー、フランクフルト) |
原材料 |
ロースハムスライス/豚肉・食塩・香辛料・砂糖 あらびきウインナー/豚肉・玉ネギ・食塩・香辛料・砂糖 フランクフルト/豚肉・食塩・香辛料・砂糖 |
内容量 |
ロースハムスライス70g、あらびきウインナー4本110g、フランクフルト3本/150g |
仕様/賞味期限 |
冷蔵/約14日間 |
まとめ
ご紹介した3店舗は、いずれもお肉の新鮮さを重視されているお店ばかり。無添加でおいしいハムをつくるためには、それが不可欠だからです。
なかでも鮮度No1は、県内産のお肉のみで製造される「ゆうぼくの里」です。
原材料も豚肉・塩・砂糖・香辛料だけで、よぶんなものはいっさいつかっていませんから、安心できます。
市販のハムは添加物や増量剤がぎっしり。安心できておいしいハムを探すのに苦労してこられたと思います。
このページで、あなたのハム選びのストレスを減らすことができれば、とてもうれしいです。
ご家族の健康をまもるあなたを応援しています。